胃バインディング術

前回の「胃内バルーン留置術」は、開腹手術が必要のない、画期的な肥満治療の方法でしたが、残念なことに、風船の耐久性の問題などから、肥満治療を行う期間が限られていました。

そこで、次のステップとして行われる外科的な肥満治療が「胃バインディング術」です。
胃バインディング術では、胃の上部(食道とつながっている部分)をバンドで締め、胃の入り口を狭くして、食べ物が胃に流れ込む速度を遅くします。
こうして満腹感を感じやすくし、食事の量を減らしてダイエットしようという方法です。
胃バインディング術

胃バインディング術のばあい、バルーン留置術とちがって、バンドを入れるために腹部を開ける必要があるというのがデメリットです。

しかし、胃の中にバンドを入れるわけではないので、耐久性はバツグン。
胃バインディング術はバンドを交換せずに使えるため、長い間効果が持続するというのがメリットです。
どうせなら効果が長続きする方がいいですからね。

また、手術で開ける穴はほんの数センチと小さく、患者さんの負担は少ないとされています。
手術時間も数時間ですむそうです。

とはいっても、身体にメスを入れることには違いありません。
最初は胃内バルーン留置術で肥満治療をして、その期間が終わった後に胃バインディング術に切り替える人が多いようです。

胃バインディング術の効果も大変高く、1年で体重が20kg以上減るという例も多いようです。
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